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寄稿文 カナダ - 日本

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病の友人に寄せて 「再飛翔の日を待っていますよ!」
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    hanayagi hiroko
    去年の秋トロントの日系コミュニティーでは知らない人
    のいないHさんが病に倒れました。
    彼女を知る多くの人々にとって、それは晴天の霹靂で
    した。
    いつも驚くほどお元気で活発な日々を送っていらした
    からです。

    そこで少しでも早く快方に向かわれるように「華やぎ
    エッセークラブ」のメンバーたちは、新年号として
    彼女への想いを書き綴りました。

    早くこの鬱陶しい冬が終わり、明るいHさんの顔が再
    び見られることを祈りつつ・・・。

    メンバーの一人、絵心のあるKさんが、こんな素敵
    な表紙を作って下さいました。

    私たちの想いが届きますように・・・
                     

       〜*〜*〜*〜*〜 



    ねえHさん、以前にもお電話でお話したことがあるけれど、
    覚えていらっしゃるかしら?


    いつぞやF先生が、私たちに話して下さった2人のガン患者
    についての逸話です。

    この
    2人の病状はほとんど同じだったとの事ですが、一人
    には沢山の友人がいて、快復のために病人に想いを寄せ、
    またお祈りをしてくれたことを患者は知っていたため治癒
    が早かったけれど、もう一人には、全くそういう温かい
    人間関係がなかったことで
    快復がとても遅かった・・・
    とか。


    私はこの話が何か心に残っていて時々思い出すのです。

    でも本当に祈り自体が神様に聞き届けられたのかは、それ
    こそ「神のみぞ知る」ですよね。私のように何事にも疑い
    の目を持って斜めから見る者は「ウーン、ホントかな?」
    (笑)とか思いはするのです。
    でもそうではあっても、素敵な話だと思うのです。


    そしてこの患者と同じように、貴女が倒れてからこの方、
    どれ程多くの人が案じ、祈り、想いを馳せたことでしょう! 
    その想いは今も途切れることなく続いているのです。


    ねえHさん、カナダにいらしてからの歩みを振り返って
    見てくださいな。貴女はここで将来の伴侶に出会い、
    彼と共に真っさらな第一歩からのビジネスを始められ、
    盛り立て、成功させ、そして次の世代に受け渡すという
    一大事業を成し遂げました。


    絶対に一言では語りえない、筆舌に尽くしがたい苦労も
    多々あっただろうことは、長いお付き合いを通して私
    たちは知っています。

    想像に余りある人生経験だったことでしょう。でもそれ
    を貴女は、一つ一つクリアして来られました。加えて、
    純粋無垢なレイモンドへの母親としての想いも私たち
    は共有しています。


    私は近頃、齢のせいだと思いますが、先人や身近の人が
    残してくれた幾つもの心に染みる言葉を思い出すことが
    多くなりました。

    「闇の明けない夜はない」「
    Every cloud has a silver
    lining」とか、W.ワーズワースの「草原の輝き」の詩の
    一節「あの草原の輝きや草花の栄光が還らなくても嘆
    くのはよそう。残されたものの中に力を見出そう」など
    等・・・。


    ねえHさん、こんな寒い冬の日々は元気な者でも気持ち
    が萎えます。
    でも憂鬱なお天気に負けて、マイナス思考はダメよ!
    先述の逸話のように、患者の気持ちの持ちようが如何に
    快復に影響するか! そう、私たちはいつも貴女の後ろ
    にいますよ。


    そして貴女が近い将来不死鳥のごとくに蘇り、大きく羽
    ばたいて再飛翔する日を心待ちにしています。そういう
    貴女を私たちは是非見たいのです。


    だってそれでこそが「あなたのあなたたる所以」だから
    です。


    近所の桜
    一日も早くHさんが、こんなに素敵なしだれ桜が見られる季節になりますことを!




     
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