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寄稿文 カナダ - 日本

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おしゃれとTPO
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    ヒラリー氏

     

     

     日本女性は自分の体系的な欠点を上手にカバーしながら、それでいて上手におしゃれをすることに実に長けている。洋服、化粧品、アクセサリー、はたまた家庭用品に至るまで、創意工夫された物が至る所で売られている。

     

     知り合いの若い女性は、訪日の折にはいつも空のスーツケースを一個余分に持って行く。カナダでは手に入らない便利用品を片っ端からワンサと買って来るためである。帰りには重量オーバーすることも度々。だがそんな話は今どき珍しくも何ともない。

     

     話しは大飛躍するが、その便利な物を生み出しおしゃれ上手に余念のない日本女性たちに、同様に頑張って欲しいと思うのは政界への進出である。どの国にも一長一短はあるが、一年半前に44歳という若いジャスティン・トルドー氏が首相になった時何よりも驚いたのは、政権の要職の半分を女性にしたことである。

    私は思わず「いいぞ、ジャスティン!」と叫んだが、その改革にはお隣のツイッター大統領さえも一月の一般教書演説で言及した。

     

     

     そんなカナダの現状に比べ、日本女性の政治参加は恥ずかしいほど低い。現在は衆議院9.5%、参議院15.7%で、下院は世界191カ国中156位(2016年1月)というお粗末さである。

     

     1995年の世界女性会議(北京)で発表された世界の平均は11%だったが、今は約22%。となると日本はいまだに20余年も遅れている分けだ。政府の各会合のニュースを見るたびに、私はすぐに女性の出席者数を数えるが見事なまでに姿はない。

     

     そんな現状のなか、安倍内閣は昨年8月に稲田明美氏を防衛大臣に選出した。現東京都知事の小池百合子氏が、2007年の第一次安倍内閣時に8週間弱在位して以来二人目の女性起用。小池氏の在任期間が短かかったため比べようもないのだが、稲田氏の国会答弁を始めとする一連の行動には、役職の重要性を把握していないことが暴露されることが多く、日本在住でない私でさえ「この人で大丈夫かな?」と危うさを感じる。

     

     カナダに住む読者も、今どきはネットやその他で経緯を知る人は多いと思うので詳細は避けるが、大臣着任早々の靖国神社参拝、南スーダンPKO派遣部隊の日誌の件、現在大問題になっている大阪の森本学園の籠池氏との係わり・・・。かてて加えて、防衛大臣と言う国の最重要職にあるという自覚のなさを何よりも顕著に表しているのが、あのファッションである。

     

     自衛隊訪問時のピンクのスーツ、閲兵式にウエストに大きな縞のリボンのついたスーツにハイヒール、ソマリア沖の海賊対策で派遣された時のバケーション気分丸見えのラフな格好、所かまわず出現するミニスカートに派手な模様入りのストッキング、長い付け睫毛、緊張を迫られる国会の答弁でも両耳で揺れるダングルのイヤリグ・・・。

     

    Inaba

     

    Inaba

     

     大臣がおしゃれをしてはいけない理由は一つもないのの、公職にある者の立場をわきまえないその服装感覚にはただ驚くばかりである。自衛隊のトップがこんな安っぽいチャラチャラした格好では、体を張って任に当たる隊員たちが気の毒というものだ。

     

     生まれ持ったファッションセンスゼロの「ダサイさ」は如何ともし難いが、せめて服装のTPOは心得て欲しいと願わずにはいられない。ふと思うに、大臣の給料をもってすれば、スタイリストくらい雇えるのではないか・・・?

     

     一度ドイツのメルケル首相と「政治家とおしゃれ」なんてトピックで会談でもしてみたらどうだろう?(爆笑)

     

     

     

     

     

     

     

     

    | - | 13:08 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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