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寄稿文 カナダ - 日本

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二年余りの歳月を掛け翻訳本「希望の国カナダへ・・・、夢に懸け海を渡った移民たち」完成
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    ヒラリー氏 

     

     とうとうここまで来たかとの思いで一杯である。

     

     構想から出版まで二年余りの歳月を掛けたAnn-Lee /Gordon Switzer夫妻の日系史「Gateway to Promise」の日本語訳「希望の国カナダへ・・・、夢に懸け海を渡った移民たち」が完成し、8月末に発売する段取りが整ったことをここに報告したいと思う。

     

     「二年余り」と一口に言うのはた易いが、まずは16人の翻訳者を募ることから始まり、そのグループの人々と絶え間ない連絡を取りながら細部に渡って統一を図る作業、460頁にもなる邦訳の一行一行に何度も何度も目を通すプルーフリーディング、加えて本作りには欠かせない資金の調達・・・等など。

     

     どれも決して手の抜けない一連の作業に多くの方々が係わり、ご協力下さったことは本当に嬉しく感謝の気持ちで一杯である。そして今私は、自分の両肩から重い重い荷物を下ろしたような安堵感を覚え体の力が抜けるのを実感している。

     

     一つの物を共同で作り上げるのは、終わってみれば何よりも大いなる達成感はある。しかしこのプロジェクトで一番大変だったことは、言語の流れを統一することは勿論のこと、原作者Switzer夫妻のAdobeに日本語の原稿を入れ込んだ後にやらなければならなかった一字一字のチェック作業であった。

     

     たった一文字の日本語を加えたり削除したことで、ページ全体がとんでもない大変身を起こしてしまったことが何度あった事だろう!とてつもない忍耐を強いられながら、入力作業を繰り返す努力を重ねながらも、なお技術的に無理なことで見過ごさなければならないカ所が幾つもあったことを思うと今でも残念でならない。

     

     しかし「やるだけのことはやった」という意味で悔いはない。

     

     また私が何よりもラッキーだったのは、この細部に渡る神経戦の作業に常にイニシャティブを取り、右腕として付き添ってくれたヒル厚子さんという友人がいたことであった。校正作業に精通し、ずば抜けた洞察力と英語力を持って去年の11月から今年の夏までの八か月間、実に辛抱強くボランティアとしてお付き合い下さった。

     

     中でも訳者の翻訳自体に間違いではないものの、選択した日本語にちょっと違和感を感じるようなカ所がある時、二人が同時に「ウッ?!」との感覚を持てた事は興味深いことであった。

     

     そしてプロジェクトも終末に近づいた先月末には、大きな「オチ」までついて校正作業は終了した。それは厚子さんと二人で最後の最後の校正作業をしていた時に、我が家には思わぬ出来事が勃発したのだ。

     

     それはよく晴れた気持ちの良い午後であったが、散歩に出た夫が道すがらでハートアタックを起こし病院に担ぎ込まれたのである。一刻を争う状況だったのをRoyal  Jubilee Hospitalの救助隊の人々、病院のスタッフ、心臓外科医たちの見事な連携でプレーで一命を取り止めた。

     

     今は自宅療養になり一応落ち着いていることに安堵しているが、本人に何の予兆もなく起こったことを思うと気が抜けず不安は拭えない。

     

     加えて私自身も春に大変な腰痛を発症し、未だに爆弾を抱えるような状態の日々であることを思うと、言い古されたことではあるが「Everyday is a gift」の言葉をしみじみと噛みしめる。

     

     9月に入ると、トロントの日系文化会館(The Japanese Canadian Culture Centre)で二回(9月6日、9日)に渡って出版記念会が開催される予定である。このイベントを皮切りに今後はしばらく宣伝活動に時間が取られることだろう。

     

     読者の皆さんも周辺の方たちに是非ともお知らせ頂き、当地から始まったカナダ日系移民史に触れ、深く味わって頂くことをお勧め下さるよう切望している。

     

     8月末から販売が可能なため、購入ご希望の方は以下にご連絡頂きたい。

    k-m-s@post.com

     

    一冊$29.95CAD(含Tax /送料別(日本への送付も可能)

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    | - | 00:38 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
    とっても大変な仕事、お疲れ様でした。
    この本が、これからの日本からカナダに渡ってきた新しい世代にも、どのように日系の方々がカナダで過ごして来られたかを、知るきっかけとなり、よりカナダでの日本人の働く力となっていってくれることを願います。
    本当にありがとうございました。
    また、お会い出来るのを楽しみにしています。
    リムシュウ 敬子 in Nanaimo
    | Keiko Limshue | 2017/11/16 3:23 PM |










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