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寄稿文 カナダ - 日本

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旅先での支出
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    ヒラリー氏  

     

     3年半前に、私がトロントからビクトリアに国内移住を決めた一番の理由は、「訪日するのに楽だから」というものだった。

     

     当然ここが島であることは知っていたが、何と言っても太平洋の向こうは日本。ならば、飛行時間が大幅に短縮する筈と思い込んでいたのだ。

     

     しかし、である。周知の通りここからの訪日には、まずバンクーバーに行かなければならず、そこから日本へ飛ぶには最低2時間は待ち時間を取られる。

     

     加えてごく一般庶民である私は、時にシアトルから飛ぶ安い便があるとなれば、それを利用するということもあり得る。

     と言うことは、トロントから直行便で飛ぶのと大した時間の短縮にはならない。むしろ「乗ったら日本なんて方が良かったかも・・・」と、お得意の“ない物ねだり”の思考が頭をよぎる。

     

     訪日前には早い内から買い物リストを作り、思いつた時に書き込む人は多いようだが、私もその一人。そして日本では、外出するたびに買った物にX印を付けていく

     

     従ってカナダに戻る頃にはスーツケースは満満杯。閉めるには蓋の上に腰かけて、オセンベイが粉々にならないことを祈りつつ最後の力を振り絞るのである。

     

     一体何をそんなに買うかと言えば、あれば便利な日常雑貨類が多く、その他は食べ物が大半を占める。「ここだって似たものは買えるのに・・・」と思うものの、旅に出るとつい気が大きくなってしまう。

     

     かてて加えて日本にいる間には「あれも、これも食べた〜い!」ということで、帰国時には優に1キロは増えているのが常である。

     

     となると、カナダで欧米人向けのを買うのと違い、足の丈を短くせずに済むズボンを大枚はたいて買ったのに、帰宅してはいて見ると胴回りがきつい。「おや、おや・・・」とため息が出るが、すでに大きくなってしまった胃の腑はそう簡単に縮まる筈もない。

     

     にもかかわらず、である。買って来た「日本の味」が無くなるまでは“ダイエット”という言葉が脳裏を右往左往しながらも、日本の思い出を反芻しながら食べ続けてしまう。

     

     ・・・そして時が過ぎ日が過ぎ、その故郷の味が「無」になる頃、私の中の「日本」もまた日々薄れていくのである。

     

     さてそれでは“おもてなしの国日本”が大好きな外国人たちは、日本ではどんな物にお金を使うのだろうか。最近発表された観光庁の「訪日外国人消費動向調査」によると、今まで一位だった中国を抜いてベトナムが首位になり一人当たり12万円という。

     

     

     羽田空港の五大人気お土産リストは、SK-供∋饑呼欧離好ンケア、「白い恋人」、ロイズの「生チョコレート」、東京ばな奈の「見ぃつけたつ」なのだそうだ。2020の東京五輪・パラリンピックに向けて各業者はすでに新開発の商品にしのぎを削っている。

     

     

     それは取りも直さず、里帰りをする我々に取っても目新しく楽しい物が見付けられるチャンスでもあるから、これからの訪日は益々楽しみなことである。

     

     しかし人にお土産を買うのはとても難しい。無難に万人向けのチョコレートなどを買っても、たまたまその人が類まれなチョコレート嫌いだったりしたら目も当てられない。相手の嗜好をよく知らないと大失敗をすることもある。

     

     反面、今夏私用でコスタ・リカに行った折りに乗り継ぎのメキシコ国際空港で、ふと買ったTAJINと言うピリ辛のフリカケがえらく美味しいのに驚いた。

     

     新鮮な果物に掛けてさえも一味違うのだ。友人にあげたり、また自分も残り少なくなった赤い粉を楽しみつつ「もっと買ってくればよかった・・・」と悔やんでいる。(でも秘かに思うに、これってMSG一杯のフリカケじゃないのかな?まっ、いいか、もうほとんど使っちゃったもんね〜!友達にあげたのはほんの10gの瓶だしね〜

    ・・・)

     

     

     

     

     

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